ドコモがMMAに進出。「Lemino修斗」開催
ドコモは、初代タイガーマスクこと佐山聡が創設した総合格闘技「修斗」の運営に乗り出すと発表しました。新シリーズ「Lemino修斗」を立ち上げ、最初の大会は9月2日に後楽園ホールで開催。来年3月までに東京と沖縄で4大会の開催を予定しています。
Lemino修斗は、その名前の通りLeminoでライブ配信されます。こちらはプレミアム会員向けの有料配信となります。
いろんな登場人物が出てくるのですが、Lemino修斗を主催するのは、ドコモの子会社である「dドリームスポーツ&マネジメント」と、修斗の運営会社である「THE BLACKBELT JAPAN」の2社です。
dドリーム社は、2004年5月に大橋ボクシングジムと株式会社セカンドキャリアによって設立され、10月にドコモが出資に加わった会社で、スポーツビジネス事業を手がけます。セカンドキャリアは大橋ジムの事業面を担当している会社です。
今年2月、ドコモは修斗出身で現在UFCに参戦している平良達郎選手とスポンサー契約を結びました。平良選手のドキュメンタリーは現在Leminoで配信されています。
平良選手の所属はTHE BLACKBELT JAPANであり、マネジメントはセカンドキャリアが行っています。そういった縁もあり、セカンドキャリアはBLACKBELTの沖縄道場と提携しています。
9月に開催される井上尚弥選手の試合はLeminoが無料でライブ配信することが発表されましたが、井上選手のキャリアは終盤へと差し掛かっています。井上選手が勝利を続けた場合、12月にサウジアラビアで開催されるとされる次戦はDAZNでの配信が有力ですし、来年春に中谷戦が実現するならば、こちらはAmazonでの配信になる可能性が高いです。
Leminoも、そして大橋ジムもその先を見据えた展開が求められています。総合格闘技に進出するというのは、そのためのひとつの足掛かりとなります。
また、Leminoは7月30日に開催される横浜・F・マリノス vs. リヴァプールの試合をライブ配信します(こちらも無料)。サッカーについても次なる展開が求められるところです。
Jリーグの秋春制移行にともない、来年にはハーフシーズンの「特別大会」が開催されますが、そこがひとつの大きな動きになるかと思われます。もちろんブンデスリーガなど、現在空いている欧州サッカーを獲得してくれてもいいのですが。
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