WWE、ESPNとの新契約を前倒し。9月開始へ

WWE、ESPNと新たに結んだPLE(プレミアムライブイベント)の独占放映権契約について、今年9月20日に開催する"Wrestlepalooza"から開始すると発表しました。


現在契約を結んでいるNBC(Peacock)とは2026年3月までとされていましたが、半年前倒ししたことになります。Peacockにとっては、8月31日に開催される"Clash in Paris"が最後のイベントとなります。

筆者が夏休みを頂いていた関係で駆け足での紹介になってしまったのですが、WWEとESPNは5年総額16.3億ドルの契約を結び、PLEを独占配信します。NBCは2024年からSmackDownの放映権を持っており、系列のUSA Networkで引き続き放送します。

NBCは、2021年にWWEと提携し「WWE Network」をPeacock内に取り込みました。そのため、過去の試合のアーカイブも(アメリカ国内では)Peacockで視聴できるようになっていますが、契約終了にともない、2025年末をもって視聴できなくなるとのことです。


すでにアメリカ国外の多くの国でWWE Networkの提供が終了しており、Netflixが後釜となっています。よって、アメリカでもNetflixへの移行が有力視されるのですが、NBCが放映権を持っているSmackdownについてはPeacockで引き続き視聴できるとのことです。

また、2024年9月よりNBCで放送されている番組「サタデーナイツ・メインイベント」についても引き続き放送されるとのことで、新たに複数年契約を結んだと発表しています。今年は11月と12月に放送され、来年以降は年4回の放送を予定しているとのことです。NBCの発表は前向きなように書かれているのですが、実際には縮小であることは否めません。

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