サウジリーグは今季もSPOTV。DAZNでハイライトも
プレミアリーグに続き、昨シーズン限りでスコットランドリーグの配信が終了したSPOTV NOW。残りはサウジリーグだけだったのですが、シーズン開幕直前まで配信予定が表示されず、一部ファンを不安がらせていました。
正式に配信が発表されたのは、開幕当日の8月29日19時過ぎのことです。毎節1試合がライブ配信され、また3試合が見逃し配信およびハイライトで提供されるとしています。
ハイライトは今シーズンからDAZNでも配信されることとなりました。DAZNは今シーズンからグローバルを対象にハイライトを配信します。契約は2年間で、無料配信だとのことです。
DAZNもSPOTV NOWと同様、開幕節は3試合が配信されています。代理店であるIMGのWebサイトによると、どうやら国際映像があるのが毎節3試合ということのようです。
https://www.img.com/portfolio/properties/saudi-pro-league
3試合の内訳については過去の資料しかないため、最新版は不明なのですが、クリスティアーノ・ロナウド選手が所属するアル・ナスルの試合は全試合対象となり、残り2試合についてはアル・アハリ、アル・ヒラル、アル・イテハドの試合をローテーションすることとなっています。
この4クラブはいずれもサウジの政府系ファンド・PIFの傘下にあり、いわば国営クラブによる国営リーグと言っても過言ではないでしょう。先日のクラブワールドカップにはアル・ヒラルが出場しましたが、もし複数クラブが出場権を獲得していたらどうなったんでしょうね。
話を戻して、なぜSPOTV NOWからの発表がこれだけ遅れたのでしょうか。サウジリーグの放送局リストをみると、日本だけでなく韓国や台湾、東南アジアといった地域でSPOTVの名前が記されており、SPOTVが放送されている地域で幅広く権利を押さえていることがわかります。
ここからは推測ですが、権利はあっても日本ではあまり配信したくなかったのではないかと。他のサッカーコンテンツがなくなり、事実上MLB専用のサービスとなってしまったので、コストはなるべく抑えたかったでしょう。サブライセンスの可能性を探っていたとも考えられます。開幕ぎりぎりになっても解決策はなく、渋々自分で配信することにした感じです。
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