欧州CLの入札開始。次期サイクルは4年に。
先日予告されていました、欧州CLなどの新しい放映権サイクルの入札が予定通り13日から開始されています。日本語のニュースソースとしては以下のスポニチの記事がよくまとまっていましたので紹介します。
従来は3年サイクルだったものが、今回は4年サイクル(2027-28~30-31シーズン)に設定されたことが大きな変更です。正直驚きました。今回から新たにUEFAのグローバルの代理店となってRelevent Sportsは6年契約を結んでいるはずなので、それでも4年になったということには何かしらの意味があるはずですが、いまのところ予想ができません。
詳細についてはUC3のWebサイトにドキュメントが掲載されましたので、そちらをご参照ください。まず、今回の放映権入札は大きく2つのグループに分かれています。ひとつがCLおよびスーパーカップ・ユースリーグ、もうひとつはEL/ECLです。
前者については、既報の通り"Global First Pick"という新たなパッケージが追加されました。CLの毎節1試合を指定して、グローバルで独占配信ができるというもので、NetflixやAmazonなどグローバルでサービスを展開するストリーミング業者を念頭に置いたものです。先のスポニチの記事では、リーグフェーズから決勝まで年間17試合が対象としています。
CLは基本的に水曜と木曜に開催されますが、開幕戦のみ火曜に1試合開催すると発表されています。この試合は前年覇者が登場し、ホームで開催されます。こちらもGlobal First Pickの対象試合になるものと考えられます。
欧州5大国(イギリス・スペイン・ドイツ・イタリア・フランス)の入札が同時に実施されることも正式に発表されました。締め切りはいずれも11月18日に設定されましたので、遅くとも年内には最初の落札者が発表されることになるでしょう。
- 最初に実施される入札の対象 (11月18日締め切り)
- Global First Pick →グローバルが対象
- CLの残り試合・スーパーカップ・ユースリーグ →欧州5大国が対象
- EL・ECL →同上
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