【速報】欧州CL、ハイネケン→バドワイザーに交代。
UEFAチャンピオンズリーグの放映権の入札が始まった話題はここ最近で何度か取り上げていますが、それと並行してスポンサー契約の交渉も始まっています。報道によると、「バドワイザー」などのブランドで知られるアメリカの大手ビールメーカー・ABインベブがUEFAとの独占交渉権を獲得したとのこと。
この交渉が成立すれば、2027-28シーズンから現在のハイネケンに代わってオフィシャルスポンサーとなります。おなじみのオープニングも変わるわけです。ハイネケンは1994年以来30年以上にわたって継続してきたスポンサーの地位から降りることになります。
ハイネケンの契約は年間1.28億ユーロと推定されています。それに対して、ABインベブが提示した金額は年間2.3億ユーロで大幅な増額となります。6年契約とのこと。
ハイネケンは公式に声明を出し、2027年8月を持ってパートナーシップが終了することを認めています。コストパフォーマンスが見合わなかったことが理由であり、今後はF1など他のイベントにスポンサーシップを集中させていくとしています。そのうえで、残り2年の契約の中でハイネケンブランドを人々の心に残し続けるために注力するとのことです。
https://www.theheinekencompany.com/newsroom/statement/
2027-28シーズンから、UEFAのクラブコンペティションの代理店はアメリカのRelevent Sportsに変更されました。オランダの企業であるハイネケンから、アメリカの企業であるABインベブへの移動はさっそくやってくれたなぁ・・・といったところでしょうか。
ABインベブは1986年以来FIFAワールドカップの公式スポンサーであり、アメリカなどで開催される2026年大会も引き続きスポンサーを務めます。また、今年開催されたクラブワールドカップのスポンサーにもなっています。なにかと摩擦の多いFIFAとUEFAですが、ここでは統一されたことになります。
放映権の話も改めてしておくと、欧州5大国向けの権利、そして新たに作られたパッケージである「グローバル・ファーストピック」の入札が始まっており、11月18日に締め切られる予定です。最初の勝者は年内にも発表されるものと考えられます。
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