バスケW杯予選の予定 & DAZNとFIBAが契約更新

2027年のFIBAワールドカップをめざすアジア予選が開幕します。日本はまず台湾とホーム&アウェイの2連戦を行います。放送・配信予定は以下の通りです。


  • 11月28日(金) 19:00~ 日本vs.台湾(ホーム)
    • BS日テレ、DAZN、TVer
  • 12月1日(月) 20:00~ 台湾vs.日本(アウェイ)
    • BS朝日、DAZN、ABEMA

FIBA主催の国際大会については、FIBAとDAZNの合弁会社である「FIBA Media」が映像制作と放映権の販売を行っています。また、直営のストリーミング「Courtside 1891」を運営しており、DAZN内からも契約することができます。


そうした関係からDAZNでライブ配信されるのですが、放映権を販売する立場でもありますのでテレビ局にも販売しています。今回は日テレとテレ朝に販売されました。それぞれTVerとABEMAでもライブ配信されることとなっており、配信でDAZNと競合するのはちょっと面白い関係です。

FIBAと(DAZNの前身である)Performは、2017年から16年間という長期契約を結んでいます。終了するのは2033年なのですが、SportBusinessの記事によると、どうやら2041年まで契約が延長されたとのことです。

https://www.sportbusiness.com/news/exclusive-dazn-extends-fiba-media-deal-to-2041/

FIBAが今年5月に発行した、2024年の年次報告書によると、FIBA Mediaのパートナーシップを2041年まで延長する見込みであることが記されていました。つまり、この時点ですでに内定しており、最近になって正式に契約が結ばれたということになります。

https://assets.fiba.basketball/image/upload/v1/documents-corporate-fiba-activity-reports-2023-25-others-finance-consolidated-financial-statements-of-fiba-2024.pdf


ということで、FIBAの大会の権利をDAZNが持つ体制が当面継続されるということになります。DAZNは世界的にバスケを強化する方針を打ち出しており、日本でもB1,B2の放映権を再獲得しました。今後、各国でまた新しい動きが出てきそうです。

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