大谷WBC出場表明。直後なぜかNetflixが始動。
大谷翔平選手は、昨日Instagramを更新。「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と綴りました。WBCの文字がないので明言したとは言い切れない感もありますが、MLBの公式サイトにも取り上げられていますので、WBC出場決定と考えてよいのでしょう。
この投稿がなされたのは日本時間で午前10時ごろですが、それからまもない10時53分、XにNetflixのWBC専用アカウントが立ち上がり、最初のポストを行っています。@netflixjpsports という名前になっているので、WBCの後も他のスポーツ用に使っていくのでしょう。
https://x.com/netflixjpsports/status/1993135986809708571
大谷選手と裏で調整していたとは考えにくく、単なる偶然なのか。それとも、大谷選手の出場表明をみて、急いで最初のポストを行ったのか。真相は分かりませんが、Netflixにしてみれば今回の発表をもっとも喜んでいたと言うか、安堵したと言ってよいのでは。
最初のポストでは「全47試合Netflix独占配信」と書かれており、改めて独占配信であることが示されています。独占「配信」であり、放送については触れていないと解釈することも可能ではあるのですが、基本的にテレビ局へのサブライセンスはないとみたほうがよいでしょう。
話は変わって、11月22日にはマスターカードがWBCとの新たなパートナーシップを発表。11月28日から会員を対象にチケットの先行販売(抽選)を実施するとのことです。マスターカードはMLBのスポンサーでもあり、今年3月の東京ドーム開幕戦でも同様にチケットの先行販売を実施していました。
当ブログでは、これまでNetflixのWBC中継にCMが入る可能性について書いてきました。これまでのスポーツの事例でもCMが入れられてきました。ライブ配信では、広告付きプランでなくてもすべてのプランでCMが入るものと想定されます。
「電通飛ばし」が明らかになった以上、Netflixは電通の手を借りずにスポンサーを集める必要があります。これまでWBCや侍ジャパンを支えてきた企業が冷たい態度をとる可能性も考えられます。そんな中で、グローバル企業であるマスターカードにはしがらみがなく、有力な候補であることは確かでしょう。
また、大谷選手出場表明によって、大谷選手個人のスポンサーを務めている企業も姿勢が変わってくるかもしれません。水面下での攻防が繰り広げられているものと想像します。
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