Netflix、伊でセリエAに関心? Skyと共同入札か
イタリア国内におけるセリエAの放映権について、Netflixが関心を示していると報じられています。次のサイクルは2029-30シーズンからですが、Sky Italiaと共同で入札する可能性が示唆されています。
現在の放映権はDAZNとSkyの2社が保有していますが、DAZNは全試合の権利を持っており、Skyの権利は毎節3試合の非独占のものに限定されています。Netflixと組むことで、Skyとしては捲土重来を狙っているようです。
Netflixはイギリス国内におけるプレミアリーグの放映権についても関心を示していると報じられています。しかし、日本でWBCを獲得したことからも分かるように、Netflixの関心は基本的にビッグイベントにあるようです。
よって、プレミアリーグの権利でも、年間を通じて試合を配信するというよりも、関心の高い試合に絞って獲得するのでは、とも推測されています。アメリカではクリスマスに開催されるNFLの試合を独占中継し、最大で2,750万人の視聴者を獲得したとのことです。
https://variety.com/2025/tv/news/netflix-nfl-ratings-christmas-1236621368/
これに照らし合わせると、セリエAにおいてもNetflixは試合を厳選し、Skyはそれ以外の試合を独占できるため、お互いにとって旨味が得られることになります。
Skyは現在Comcastの傘下にあります。同じくComcast傘下のNBCユニバーサルは、WBDの買収合戦にも名乗りをあげていましたが、Netflixがほぼ確実な情勢です。そういう意味では、敵と味方が激しく入れ替わっていることになります。
イタリア市場には、WBDのストリーミングである「HBO Max」が今年1月13日からサービスを開始したとのことです。HBO Maxでは、旧ディスカバリーが保有しているスポーツコンテンツも配信されます。2月に地元で開催されるミラノ・コルティナ五輪が最初の大型イベントとなります。
NetflixがWBDを買収すれば、HBO Maxとの統合も検討されることになり、ストリーミングがまた大きく再編されることになります。
昨年7月、イタリアのSkyでは、WBD傘下のユーロスポーツのチャンネルが放送されなくなったとのことです。これはHBO Maxの開始を見据えてのことだと思いますが、SkyがNetflixと手を組むことで、間接的にユーロスポーツを取り戻す展開もありそうです。
さらに、ユーロスポーツはDAZNからも視聴できるそうですが、SkyにとってはNetflixを味方にすることでDAZNからセリエAの権利を奪い、さらにユーロスポーツを引き離すことができるかも。そこまで行けば万々歳ですが、Netflixはあまりにも巨人すぎますので、Skyもまた飲み込まれる運命にあるのでは・・・とも感じます。
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