【予測市場】米上院に規制法案提出。大手2社は共闘へ
予測市場のネタが続いてすみません。当ブログは投資を勧誘するようなものではありませんので、どうかあしからず。
予測市場を規制する法案がアメリカ上院に提出されました。その名も「予測市場はギャンブルである法」(Prediction Markets Are Gambling Act)です。
アメリカの法案はすべて議員立法ですが、今回提出したのは共和党のジョン・カーティス上院議員(ユタ州)と民主党のアダム・シフ上院議員(カリフォルニア州)で、党派を超えた共同提案となっています。両州ともスポーツベッティングを認可していません。
予測市場は金融商品であり、許認可の権限を持っているのは連邦政府の機関であるCFTC(商品先物取引委員会)です。先日、予測市場大手のPolymarketはMLBと提携。MLBはCFTCと覚書を結び、市場の健全化に協力するとしています。
連邦政府のお墨付きですから、50州すべてに影響を及ぼすわけですが、一方でスポーツベッティングの許認可は州の権限であり、こういった形で規制の動きが出るのは必然です。
予測市場の業者側からも新たな動きが出ています。PolymarketとKalshiのCEOなどが支援するベンチャーキャピタル「5c(c) Capital」が設立されたとのこと。最大で3,500万ドルの資金調達を目標としており、予測市場に関連するスタートアップ企業に投資します。
スポーツに限らず、なんでも予想の対象とする予測市場だけに「戦争」もまた対象となっています。アメリカのイラン攻撃の直前で不自然な動きが観測されたそうで、インサイダーによる不正取引が疑われているとのこと。
金融商品である以上、インサイダーはきっちりと取り締まられるべき存在であり、今後の捜査に期待したいところですが、急速に膨張しているビジネスに規制が追いついていない現実もあります。規制の網はかかるのか。その先、日本を含む海外にもこの流れが持ち込まれるのか。常にアンテナを張っていないとあっという間にやってきそうです。
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