W杯、インド・中国に続きタイでも交渉難航
インドや中国でワールドカップの放映権交渉が難航していることをお伝えしてきましたが、タイでもまだ決着していないと報じられています。
この事態について、タイのアヌティン首相もコメントを出しており、政府が支援を行う可能性を示唆しています。現在は民間の放送局と解決策を協議しているとのこと。
前回、2022年大会では開幕直前まで契約がまとまらず、政府は放映権料の一部にあたる6億バーツ(約29億円)を公金で負担する決定を下しました。
タイではワールドカップの無料放送が義務付けられていました。すなわちユニバーサル・アクセス権の対象だったわけですが、本来は「放映権料を国が購入する」という制度ではないのです。タイは数少ない例外と言ってよいかと思います。
ちなみにユニバーサル・アクセス権の発祥であるイギリスでは、無料放送の契約がまとまらない場合、有料放送の独占が認められる仕組みとなっています。
この事態をふまえ、タイ政府はワールドカップをユニバーサル・アクセス権の対象から外しました。なので、今回は有料放送でもOKというわけですが、無料で見られるに越したことはありません。前回の反省から、再び公金を出すことには厳しい目が注がれており、あっても大幅な減額になるとみられます。
ちなみに、タイでは昨年3月にワールドカップの放映権入札が実施されています。それからとくに情報がなかったのですが、流れたということですね。その後は個別交渉のフェーズに移行しますが、1年以上が経過した現在においても決着がついていません。
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