ユニバーサル・アクセス権の検討会が始まる

スポーツ庁と総務省が合同で設置した有識者会議「スポーツを観る機会の確保及びスポーツ放映に関する検討会」の初回会合が5月20日に開催されました。


初回は「スポーツ団体からの意見聴取」と題し、JOC(日本オリンピック委員会)、JFA(日本サッカー協会)、NPB(日本野球機構)の担当者が出席しています。

スポーツ庁のWebサイトには当日の配布資料がアップロードされました。WBCやワールドカップの放映権料に関する基本的な知識も記載されていますので、目を通して頂くとよいでしょう。もっとも、スポーツ庁も正確な契約内容を知っているわけではなく、報道を通じた情報しか持っていないので、そういう意味では我々と同じ条件なのですが。


事前登録した人にはライブ配信が行われたようですが、さすがに仕事中なので見ることはできませんでした。もしアーカイブがアップされた場合には追記いたします。もっとも、別の記事では「議事の大半が非公開」だったと書かれており、肝心なところはなさそうです。

前日の19日に行われた、松本文部科学相の定例会見では、大臣名で出した書簡の返答があったことを明らかにしています。


IOCからは「広範な視聴者に届けることがIOCの責務である」として、ユニバーサル・アクセス権に肯定的な回答を行っています。WBCの主催者(MLB?)からは「今後の大会運営において日本の考えを念頭に置きたい」という回答だったようで、若干かしこまったようにも感じます。

ただ、実際のところMLBにとって次の山となるのは、2029年以降の放映権です。WBCの次回開催はまだ確定しておらず、もし2030年以降になればこちらのほうが先行することになります。


MLBは、次期放映権のパッケージにWBCをセットで加えることを検討しており、かつ国をまたいだものになる可能性があります。そのパッケージをNetflixのような配信業者が獲得するようであれば、同じ問題が再度発生することになります。

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