W杯公式予測市場のADI、Kalshiと電撃提携

FIFAワールドカップの公式「予測市場パートナー」であるADI Predictstreetですが、決勝トーナメントに入って、同業大手のKalshiと突如提携を結びました。将来的にはプラットフォームの統合も視野に入れているのだとか。


これにともない、スタジアムの広告看板にも「IN PARTNERSHIP WITH KALSHI」という文言が追加されています。正直、こんなのあり?という印象です。Kalshiがいくら負担しているのかは分かりませんが、スポンサーシップに途中から横入りする形となっています。

予測市場はKalshiとPolymarketの2社が大きなシェアを握っています。Kalshiが約60%、Polymarketが約30%程度とのことです。Kalshiはワールドカップの開催期間中、1日あたり10億ドルを超える取引が成立しているとしています。


ADI PredictstreetはUAE・アブダビの企業であり、当初はどちらとも手を組まず、独力で参入してきたように見えたのですが、単なる隠れ蓑だったのでしょうか。ADI自身が運営する予測市場は正直なところ売上が芳しくなく、テコ入れが必要だったことも事実ですが。

サッカーへの取り組みでは、Polymarketのほうが若干先行していました。MLSと提携したほか、最近ではブンデスリーガとの提携も発表しています。

対するKalshiは、アルゼンチンやクロアチアのサッカー協会と提携。クロアチア代表のモドリッチ選手を広告に起用するなどの動きを見せてきましたが、ここに来て一発逆転のロングシュートを放ってきたという感じでしょうか。

この動きで戸惑っているのはDAZNでしょう。なにしろ、PolymarketとADIの両方と提携しています。そこにADIを通じてKalshiも加わるとなると、どうなるのか想像がつきません。

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