【速報】UEFAがFIFA主催大会ボイコットを表明
UEFA(欧州サッカー連盟)は緊急会合を開催し、FIFAが提案する商業子会社の設立、および株式の一部を投資会社に売却する計画について、全会一致で反対することを決議しました。
あわせて、FIFAが主催する国際大会について、提案が撤回されるまでボイコットすることを表明しています。直近では9月に開催されるU-20女子ワールドカップが該当します。
また、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)も共同で声明を出し、提案を拒否する姿勢を示しました。アメリカの投資家が中心となっている話に対して、アメリカが属するCONCACAFが反対したことは大きな意味を持ちます。
UEFAには55、CONCACAFには41の協会が加盟しており、他の連盟も追随すれば過半数に達し、提案は否決されることになるでしょう。スーパーリーグの時もあっという間に事態が動きましたが、それ以来の速さを感じます。
もっとも、UEFAも一枚岩かと言えばそうでもなさそうで、チェコ協会が一時FIFA案に賛成の意志を示したと報じられています。国内リーグからも反対され、最終的には翻したようですが、UEFA内にも当然ながら利権の対立は存在します。
FIFAの提案は、手続き面では真っ黒だとしか言わざるを得ないのですが、商業子会社を設立すること自体は珍しくありません。とくにこの5年間は、コロナ禍によるダメージを受け、資本力を増強する意味でも株式の一部売却が行われてきました。
リーグではラ・リーガやリーグ・アンの事例をあげましたが、リーグとFIFAのような統括団体ではまた違う話です。サッカーそのものを売り渡すのか、という批判も出ています。
ただ、FIBA(国際バレーボール連盟)や、女子テニスのWTAといった事例も存在するので、そんなに単純な話ではありません。今後も似たような案が出てくることは充分に予想されます。
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