DAZN、NCAAプランを追加。マーチマッドネスなど配信

DAZNは新たなオプションとして「NCAA College Sports」を追加しました。アメリカを除くグローバルが対象であり、日本からも視聴可能です。料金は月額2,600円(年間契約で1,700円)からとなっています。


NCAAと名前が付く通り、アメリカのカレッジスポーツを世界に向けて配信するもので、とくにアメフトとバスケットボールにフォーカスしています。

日本語のヘルプページも開設されています。アメフト・バスケともに、年間王者を決める大会を全試合配信するとしています。アメフトはいわゆる6大ボウルを含む「カレッジフットボール・プレーオフ」、そしてバスケは「マーチマッドネス」を男女ともに配信します。


これらの大会は、日本だと単発で放送されることはありましたが、全試合視聴できる手段はこれまでなく、オプションサービスとはいえ画期的なことと言ってよいかと思います。

レギュラーシーズンについては、アメフトが「毎週最大25試合をライブ配信し、主要な対戦をほぼすべて網羅」という表記になっています。いわゆる「パワー4」と呼ばれる4つのカンファレンスの主要試合を配信するという意味のようです。


パワー4のアメリカ国内における放映権は、SEC(サウスイースタン)とACC(アトランティックコースト)がESPN独占、Big12がFOXとESPNの共有、BigTenはFOXが一部保有となっています。また、FOXとBigTenは共同で「Big Ten Network」を運営しています。


なので、今回のDAZNの発表はESPN、FOX、Big Ten Networkからそれぞれコンテンツを調達してきたものと推測されます。アメリカ国内の放映権のはずがグローバルも持っていることになるのですから、アメリカ=世界という意識なんでしょうね。

DAZNはすでに昨年からカレッジスポーツの配信を始めていました。ESPNは欧州などが対象でしたが、FOXのコンテンツは日本でも視聴可能で、しかも無料でした。


しかし、今回のプラン開始にともない無料ではなくなるようです。すなわち、昨シーズンは「お試し期間」だったというわけですね。その点はちょっと残念ではあります。

その替わりというわけではないのでしょうが、カレッジスポーツではまた別の話も。DAZNは水泳の大学対抗戦であるCSL(College Swimming League)を無料で配信すると発表しています。


かつて行われていたISL(International Swimming League)のフォーマットを大学に置き換えたものだそうで、NCAA所属校が参加しますが、NCAA主催の大会ではありません。

アメリカのスポーツを語るうえでは、ESPNの本格展開を始めたDisney+の動向も注目する必要があります。カレッジスポーツについても、一部の試合が日本で配信されるとも聞きます。先日はフォーミュラEとの契約を発表しており、そろそろ日本でもESPNのコンテンツが本格的に上陸しそうな気配です。


上述の通り、今回発表されたDAZNのプランにはESPNとのライセンス契約が含まれると推定されますが、独占契約でなければDisney+でも配信できるはずです。具体的なラインアップはまだ確認できていないのですが、新たな発表があるようでしたらまたお伝えします。

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