【速報】ESPNがブンデスリーガと6年契約。

ESPNがブンデスリーガのアメリカ国内向け放映権を獲得。契約期間は来季(2020-21)からの6年間と異例の長期に。これは2026年にアメリカがカナダ・メキシコとFIFAワールドカップを共催することを念頭に置いている模様。

全試合をOTTサービス「ESPN+」で配信予定。ESPNはセリエAやFAカップなど欧州サッカーの放映権獲得に熱心で、すでに6年後を見据えた戦略を遂行している。現在放映権を持っているFOXスポーツと比較して、1年あたりの放映権料がおよそ4倍になったというから驚き。
裏を返せば、FOXスポーツの契約は今季で終了。FOXスポーツはアメリカだけでなく多くの国で放映権を獲得しており、その中には日本も含まれている。
現在スカパーが放送しているのは実はサブライセンス。FOXは自らのチャンネルでの放送を画策していたが断念し、権利を販売することに。

FOXスポーツは東南アジアでもサービスを展開しているので、アジア向けの放映権を広く獲得するとその中に日本も含まれてしまうというケースがあるようで、F1もこれに当てはまる。(2022年まで)
今回のESPNの発表によって、FOXスポーツの持つエリアが崩されたわけで、他の国・地域についてもバラ売りになる可能性が高く、また4倍とまではいかなくても高値がつけられることになりそう。つまり日本にとっても無関係ではない話。

スカパーにとってはブンデスに限らずセリエA・ベルギー・ポルトガルも今季までの契約となっているため、おそらく頭が痛いのでは。全部更新する予算が確保できないのであれば、取捨選択の決断を迫られることになるでしょう。

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