逆襲のカタール。BeoutQのアジトを発見か。
サウジアラビアを拠点に活動しているとされる海賊放送局・BeoutQ。その最大の被害者であるカタールがその尻尾をつかもうと必死になっています。
そして、カタールが運営する有名なニュース専門局「アルジャジーラ」の取材によると、サウジアラビアの首都・リヤドにあるアジトと思われる場所を突き止めることに成功したようです。と言っても当のサウジアラビア当局が動きを見せないことにはどうしようもないのですが。
カタールのBeIN Sportsはもともとアルジャジーラから分離独立した経緯があり、身内の力を借りて総力戦を行っているという構図になっています。
イギリスではBeoutQを受信できる装置を販売していた業者をプレミアリーグからの告発で摘発したというニュースも。
プレミアに限らず、BeIN Sportsで放送されているすべてのスポーツの団体が被害者であり、BeoutQを非難する声明をたびたび出しているのですが、この件についてはいたちごっこと言うかもぐら叩きと言うか、なかなか進捗がないのが現実です。
中東情勢は日々刻々と変化します。また、サウジでイベントを開催しようとすり寄る競技団体も存在します。今後もグダグダな状態が続きそうですが、火種はまだくすぶっています。ほんとどうにかならんかね。
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