裏DAZN?こと「Matchroom Live」ローンチ

ボクシングをメインコンテンツに据え、5月にグローバル展開をめざしていたDAZNの構想が頓挫する中、ボクシングでパートナーシップを組むマッチルームが独自のOTTである「Matchroom Live」を開始しました。

ボクシングのほか、ダーツやスヌーカーなどマッチルームが主催する過去の試合の映像が公開されています。開始当初は無料での提供ですが、今後大会の開催が復活してくれば、PPVでのライブ配信も視野に入れているとのこと。
ただし既存の放映権契約が優先されることから、DAZNとの関係が変わることはなく、ボクシングが再開されれば改めてグローバル展開が図られることになるものと思われます。

とはいえ、DAZNの戦略にはあえて乗らず、独自の展開をはかることにはそれなりの意味があるはず。ボクシングはべったりでも、その他の競技については適度な距離を保っていくのかもしれません。

現在、プレイヤーが自宅でダーツを投げる「PDCホームツアー」を開催しているマッチルーム。DAZNにとっても貴重なライブ配信となっていますが、やがてダーツも中継されなくなってしまうのか。いまの契約は2021年までとなっておりますが、そうなったら寂しいですね。ダーツ面白いですもの。

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