DAZN値上げ関連続き。スペインでも。
スペインでの報道によると、来季からラ・リーガの放映権の50%近くを獲得したDAZNは、今年9月をめどに現在9.99ユーロの月額料金を30～40%値上げする方向で検討しているとのこと。
…すみません、知りたい情報はこれじゃないですよね。こちらは理由がちゃんとした値上げなのに対し、日本ではモヤモヤしています。ちなみに今季からセリエA全試合を配信しているイタリアでは月29.99ユーロに値上げされています。
日本に関する動きとしては、公式サイトのヘルプに値上げに関する情報が掲載されたとのこと。ただし、本稿の執筆時点ではこのページにリンクが貼られていません。正式公開前なのか、それともメールに貼られたリンクからでしか見られないのか。
利用規約(4.7)では30日前までにメールで通知することとなっており、リミットは1/23、すなわち本日です。なので、本日までにメールが配信されるかと思いますのでご確認ください。
実は筆者はドコモユーザーなので、メールが確認できてないのです。おそらく本日は来ないんじゃないかと思います。
「DAZN for docomo」の今後についてはまだ発表されていません。こちらは毎月1日～末日を課金単位としているため、同様に値上げするのであれば3/1からの適用になると予想します。
対策として年間パスを購入する動きもあるようですが、先日も紹介した通り、来季以降のプレミアリーグの放映権についてはまだ正式発表がありませんので、とくにプレミアを視聴する方は少し待ったほうが賢明かと思います。
年頭にも今年のDAZNの課題について書きましたが、値上げの可能性については触れませんでした。それを論じるデータがそもそも乏しいので、印象論でしか語れないのです。
それでも断片的に伝わる情報からみれば、まだ採算がとれる見通しは立っておらず、遅かれ早かれ値上げは不可避だったように思います。あとは価格設定とタイミングです。
個人的には、最近はCMも増えてきましたし、もう少し持ち堪えてほしかった…というのが正直なところでしょうか。さらに詳しい話はまたあす以降に書きます。
プレスリリースとDAZN Newsのリンクも貼っておきます。値上げに至った経緯や今後の戦略など、公式からは(守秘義務の範囲内で許せる限りの)きちんとした説明が聞きたいところです。
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