スペインDAZNも値上げ。ドイツは分離プラン導入。
昨日もちらっと取り上げたのですが、1/16にスペインのDAZNが値上げを発表しています。
- DAZN Standard: 月額12.99ユーロ→18.99ユーロ、年額129.99→149.99ユーロ
- DAZN LaLiga: 月額18.99ユーロ(据え置き) ※ラ・リーガのみ
- DAZN Total: 月額24.99→29.99ユーロ、年額239.99→299.99ユーロ ※Standard+LaLiga
- DAZN Victoria: 月額9.99ユーロ(新設) ※女子サッカーのみ
年明けには女子サッカーのコンテンツに特化した「DAZN Victoria」の新設を発表していましたが、合わせて他のプランの価格についても改定した形です。
なお、先日発表されたAmazonプライムビデオチャンネルの料金は、DAZN Totalと同じ29.99ユーロに設定されました。日本でもおそらく値上げ後の3,700円になるでしょう。
昨年はラ・リーガの放映権獲得にともない、既存プランとラ・リーガ専用プランを分離しています。この時、ラ・リーガのない「DAZN Standard」については料金を月額12.99ユーロに据え置いていましたが、今回はStandardのほうが値上げ対象となっています。
また、ドイツでも1/10から一部コンテンツを分離した「DAZN World」の提供が始まっています。同時接続数、登録できるデバイス数にも違いもあります。全部入りの「DAZN Unlimited」の料金は月額29.99ユーロであり、こちらは据え置きです。スペインと同様、Amazonの料金は29.99ユーロの設定です。
- DAZN World: 月額9.99ユーロ
- DAZN Standard: 月額24.99ユーロ
- DAZN Unlimited: 月額29.99ユーロ
DAZN Worldのコンテンツですが、サッカーはFAカップ、カラバオカップ、コッパ・イタリアなどカップ戦が中心で、ハンドボールやWWEなども含まれます。また、DAZNと提携するユーロスポーツやSportdigital Fußballも視聴できるようです。
日本のDAZN Globalのコンテンツはまだ発表されていませんが、いまのところDAZN Worldより充実する可能性はなさそうに見えます。ディレイでもハイライトでもいいので、とにかくさまざまなスポーツに触れさせる機会を提供すべきでしょう。奮起を期待します。
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