【2023年第8位】U-NEXTがスポーツでも躍進。ABEMAは黒字転換に近づく

今年もU-NEXTとABEMAがスポーツ中継を荒らし回った1年となりました。


U-NEXTはDAZNとともにラ・リーガの放映権を獲得。また、DAZNの人気コメンタリー陣を引き抜き、サッカーにおいても攻勢をかけています。

3月にはSPOTV NOWとの提携を発表。U-NEXTのプラットフォームからプレミアリーグやMLBが視聴できるようになりました。SPOTV NOWはスマートテレビでの視聴ができないなど技術的な問題を抱えていることからメリットのある提携とみられますが、最近になってSPOTV NOWも対応を発表。価格改定も含めて今後の両社の関係が注目されます。

7月にはParaviとサービス統合。TBSが持っている横浜DeNAベイスターズ戦や世界陸上などのコンテンツを取り込みました。

格闘技やゴルフが充実したのも大きなニュースです。格闘技では日本での放送がなかったUFCと契約を結び、また日本テレビの「ダイナミックグローブ」を引き継ぎました。ゴルフではGOLFTVが撤退した米PGAツアーを引き継ぎ、昨年途中から配信しているJLPGAツアーも継続しています。


エンタメ分野でWBDやParamountと提携しているのも強みで、スポーツにおいても両社から引っ張ってくることを期待したいと思います。

昨年末にFIFAワールドカップの全試合配信を行いあっと言わせたABEMA。放映権料については200億円説も出ていましたが、決算資料を見る限りでは100億円未満と思われます。それでも思い切った投資であることに変わりはありませんが。


これにより第一四半期は莫大な赤字を計上しましたが、徐々に赤字幅を縮小し、来年は黒字転換も見えてきました。ただ、収入源としては「WINTICKET」のウェイトが高く、引き続き広告収入やプレミアム会員を増やしていかねばなりません。

サッカーではブンデスリーガの配信を開始。スカパーが独占していたのでサブライセンスを取得したものと思われますが、スカパーを独占を崩したことにはインパクトがあります。

10月からはWWEの配信も始まっています。その他、スーパーフォーミュラやツール・ド・フランスなどを配信。将棋チャンネルも藤井八冠誕生で盛り上がりました。また、サイバーエージェント傘下の町田ゼルビアがJ1に昇格。来年の盛り上げが期待されます。

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