Bally Sports、NBA5球団と契約拒否か。

経営再建中のBally Sportsは、現在NBAの15チームとローカルの放映権契約を結んでいますが、そのうち5チームについては来シーズンの契約を破棄する可能性が高いと報じられています。


また、残る10チームについても放映権料の削減を提案するとみられており、最大で40%削減される可能性があるとのことです。

破棄されるとみられる5チームは以下の通りです。これらのチームについては、昨年フェニックス・サンズとユタ・ジャズが離脱したときのように、地元の地上波局での放送を模索するものとみられます。


  • ダラス・マーベリックス
  • デトロイト・ピストンズ
  • メンフィス・グリズリーズ
  • ニューオーリンズ・ペリカンズ
  • オクラホマシティ・サンダー

Amazonで配信する可能性も浮上しています。Amazonは2025-26シーズンからの新たな放映権契約を結んでおり、NBAに年間18億ドルとされる放映権料を支払う予定です。各チームにとっては、もしローカルの放映権料が削減されたとしても分配金は大幅に増えるため、実質的に相殺されるとも言えます。


ファンにとっても、全米向け中継を行うAmazonで地元チームの試合も観られるのであれば、そちらに魅力を感じる人が多いでしょう。

Bally Sportsの再建計画にあたってはAmazonもスポンサーとして名を連ねており、全米向けのみならず、ローカルの放映権にも関心を寄せています。もしBally Sports経由ではなくAmazonに直接権利が行くことになれば利益相反となる懸念もありますが、Amazonとしてはしめしめと言ったところです。

なお、残りの10チームは以下の通りです。


  • アトランタ・ホークス
  • シャーロット・ホーネッツ
  • クリーブランド・キャバリアーズ
  • インディアナ・ペイサーズ
  • ロサンゼルス・クリッパーズ
  • マイアミ・ヒート
  • ミルウォーキー・バックス
  • ミネソタ・ティンバーウルブズ
  • オーランド・マジック
  • サンアントニオ・スパーズ

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