UEFA女子CL、日本では放映権売れず。
UEFA女子チャンピオンズリーグが開幕しましたが、日本で放映権を獲得したところはありませんでした。視聴するにはUEFA.tvを頼らなければなりません。
かつてDAZNがコロナ禍によるダメージで欧州CLの放映権を放棄した際には、グルーブステージがUEFA.tvでの配信のみとなり、決勝トーナメントからWOWOWが契約したという出来事がありました。今回も途中から契約が結ばれる可能性がないとは言えませんのて、その際にはまた改めてお伝えします。
2021-22シーズンからDAZNがグローバルで4年契約を結びました。放映権料は推定で年間810万ユーロとされます。当初は前半2年を無料配信、後半2年を有料配信とする予定でしたが、なかなか女子サッカーがマネタイズできないという事情もあったのか、結果として最後まで無料配信が続きました。
2024-25シーズンからは、UEFAが代理店のTwo Circlesと契約したため、DAZNの契約延長はこの時点でなくなりました。この4年間で女子サッカーの人気も徐々に上がってきたことは事実ですが、今度こそマネタイズできるのかが問われます。ある意味、DAZNはダシにされたとも言えますが。
ヨーロッパではディズニーが5年契約を結び、Disney+で配信されています。また、EBU(欧州放送連合)が無料放送の権利を獲得し、各国の公共放送などにライセンスを出します。それ以外に独自で契約するところもあり、例えばイギリスではBBCが決勝戦を含む最大7試合を生中継することが決まっています。
同じくディズニー系列のESPNも、中南米(メキシコを除く)、オーストラリア、ニュージーランド、サブサハラで放映権を獲得しました。また、アメリカではスペイン語放送の権利を獲得し、スペイン語チャンネルのESPN Deportesで放送します。英語の権利はCBS(Paramount+)です。
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