ロッキーズのローカル放映権がMLB預かりに。

MLBは、コロラド・ロッキーズのローカル放映権を自ら管理し、新たなストリーミングサービスを開設してファンに直接販売することを明らかにしました。

新しいサービスは「ROCKIES.TV」と名付けられ、MLB.TVの一部として提供されます。料金は年99.99ドルで、MLB.TVとのセットは199.99ドルです。もちろんですが、コロラドの人以外は加入できません。

MLBが自らローカル放映権を管理するのは、サンディエゴ・パドレス、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに続く3球団めとなります。この2球団はいずれもBally Sportsが権利を放棄したことにともなう措置ですが、ロッキーズについてはBally Sportsではなく、WBD傘下のAT&T SportsNetが昨年をもって撤退したことが理由です。


AT&T SportsNetはその他にピッツバーグ・パイレーツとヒューストン・アストロズの権利を持っていましたが、これらは売却先がすでに見つかっており、ロッキーズだけが宙に浮いていた形です。

Bally SportsについてはAmazonからの出資を受け入れ、権利を放棄した先の2球団を除いた12球団と契約を維持することに成功しました。これによって、ひとまず今シーズンは乗り切ることができる見通しで、昨年から続いているRSNの問題はこれで一区切りを迎えることとなります。

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